2018.1.13 苺とバナナを収穫してフルーツサンド作り&木のオリジナルカスタネット

新年あけましておめでとうございます。

2018年最初のおいらせもりのようちえんは、たくさんの親子が集まり盛りだくさんの一日でした。
少し雪の積もった寒い朝でしたが、約30名程の親子が元気に遊びに来てくれました。
大人気だったこの企画は、二月にも同じ内容での開催が決定しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初は木のカスタネット作り!
岩手県のくるみの無垢の木を使ったカスタネットのキットに蜜蝋クレヨンで好きな絵を描きました。
木のおもちゃのよいところは安全で安心なこと、長く使えること。
その上、自分で好きな絵を描いて組み立てて使うと、一味違うおもちゃになりますね。
それぞれ好きな絵を描いていました。
一か所空白にして帰ってからシールを張るという子もいました。
何も書かないというシンプル思考の子もいました。
どの選択もその子らしさがあればGOODだと思いました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作ったカスタネットをカタカタ鳴らしながら向かったのはジャズライブの会場!
おいらせ町のホットハーツクラブバンドさんの生演奏。
子供たちの好きな「アイアイ」を作ったカスタネットを一緒に奏でながらの競演♪
アニメのメドレーやスイートメモリー等、目の前で演奏されるJAZZに大人も子供もうっとりしました。
おいらせ町で活動されている皆さんの素敵な演奏、
こんなに楽しく音で遊ぶ大人をみる子供の目は真剣でした。
子育てをしながら感じたことは、子供は本当に楽しい時は笑っていないということ。
本当に楽しい時は、少し怒ったようにも見える、真剣な顔をしています。
もちろん友達同士で遊んだり、おもしろいことがあればケラケラ笑っていますが、
新しいことに出会ったり、興味をもつことに出会った時の真剣な表情っていいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JAZZライブの後は、あぐりの里の温室ハウスでのバナナの収穫体験!
子供たちが大好きなバナナ国内産の無農薬バナナを口にする機会はそうそうありません。
ついた虫も手で取り除くという方法だそうです。

普段はスーパーで並ぶバナナしかみたことがない子供たち
バナナが木になっていること、こんなにたくさんバナナがつながっていることにびっくりしていました。
一人一本ずつ順番に採って、みんな大切そうに手に握っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バナナの次は苺の収穫!
これもみんな大興奮!
たくさんある苺の中から真っ赤でおいしそうな苺を選んで収穫していました。
苺は最初から赤くないんだねと言う子供がいました。
やっぱりスーパーでパックを買って食べるのとは違う喜びと発見がありますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バナナと苺を収穫した後は、お待ちかねのフルーツサンド作り!
採ったばかりの新鮮な果物と焼きたての食パン、生クリームをたっぷりと塗って、
苺とバナナを並べてサンドイッチ!
待ちきれない子は生クリームや苺をパクっとつまみ食いしながら楽しそうに親子で作っていました。
自分の手で収穫したも、簡単だけどお母さんやお父さんと一緒につくったものは特別に美味しいですよね。
時計をみたらあっという間の二時間半でした。

 

 

 

 

終わったあとは足湯でほっと一息つく親子や子供たち
小さいこどもたちは洋服が濡れてもへっちゃら
濡れたことでさえ楽しんでいる様子
親は少しハラハラ心配
でも、子供たちは「今」を存分に楽しんでいるんです。
多少濡れても汚れても「今」の「楽しい」を大事にしたいですね。
着替えとタオル、ビニール袋をご持参の上大人もハプニングを面白がってください。

2018年最初のおいらせもりのようちえんの一日は、
子供も大人も本物に触れるよい時間になりました。
協力してくださったおいらせ町の方々に感謝をしながら会を終えました。
おいらせもりのようちえんでは、地域の人に協力していただきながら
地域の人の経験や知恵を大きな財産として、未来の子供たちにつなぐ機会にしています。
こんな機会をたくさん今年もつくっていきたいと思った新しい年のはじまりでした。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

追伸

余談ですが、木の積み木で有名なネフ社のクラーセン氏は、
ネフ社のあまりに素晴らしい積み木をみた人に
「これは子供にはもったいない代物だね」と言われ
「NO! 大人にはもったいない」と言ったそうです。
つまり五感というものは大人より子供のほうがするどいと言うことをおっしゃったそうです。
同様にベック社も、質の良い木を使い30年使える丈夫なモノを子供たちに提供することを大切にしているそうです。
どんなモノを手にするか
どんな場所にいくのか
どんな人と関わるのか
小さければ小さいほど本物に触れる機会が大切ではないでしょうか。

(文責 おいらせもりのようちえん ブログ担当 まな)