サクランボ狩りへ
七月はじめの平日もりのようちえんは、遠足で南部町にサクランボ狩りにいきました!
自然にやさしい農園『山本チェリーファーム』さんにお邪魔して、
サクランボのお話しを聞きながら子どもたちと旬の味覚を楽しんできました!
山本チェリーファーム
山本さんは、キラキラとして、イキイキと作ったものについて語ってくださいました。
拘ったモノづくりをされている方に多いとても素敵な雰囲気の方でした!
南部町名久井岳の麓に広がる山本チェリーファームさんでは、
低農薬で化学肥料を一切使わずに、米ぬかが主のぼかし肥料を使用し、
自然にも体にも子どもたちにも優しい果物を約30年前から栽培されています。
普通は12回農薬をかけるところ、山本さんの農園では6回にまで減らして栽培しているそうです。
さくらんぼを無農薬や低農薬で育てることはとても難しいそうで、随所に山本さんの拘りが感じられます。
佐藤錦から始まり、今は紅秀峰、サミットが最盛期です。
サクランボの他にもアンズの一種八助がちょうど収穫時期でした。
新品種ジェノハートの苗も見せていただき、ハート型の肉厚青森生まれの品種来年全国デビューするそうですよ!
その他、ももやリンゴも生産されていらっしゃるので、季節ごとに子どもたちと旬の果物を味わいに伺いたいと思っています!
美味しいサクランボお腹いっぱい!
子どもたちは手をつないでウキウキと農園へ入っていきました。
入るなり、サクランボをほおばったり、木に登ったり、食べさせあったり、おもいきり旬のサクランボを味わいました。
農薬の話をお伺いした時に、ハクビシンが食べにくるのが今一番深刻な問題だそうです。
山で食べ物がないから降りてきたのかと思いきや、気候変動で温かい地域から青森まできているそうです。
そのため、今まで有力選手だった佐藤錦に変わり、これからは紅秀峰が栽培のメインになってくるだろうということ。
暑さが異常、水害が増えた、雪が降らない等の気候変動は作物にも明らかに影響しているのを感じます。
野鳥などはどうしているのかとお聞きしたところ、カラスは2-3粒パクパクと食べ、スズメも何粒がつついて出ていくそうです。
先日ニュースで、山形県鶴岡市でハーブや在来種の野菜の在来種を600種類以上育てている山澤清さんが取り上げられていました。
すべて無農薬で、在来種を未来に残すこと、自然界では虫も鳥も動物も自分たちが生きるためのものを食べつくさない、
品種改良や一代しか続かない野菜の種、農薬を使って自然の循環を壊している人間にペナルティが来ているだけと強く語っていたのが印象的でした。
独り占めしようとすると上手くいかない、みんなで必要な分だけわけっこする、
誰がたべても安全な食べ物を作ることがスタンダードになればいいなと思うのです。
脱線しましたが、本当に美味しいサクランボ♪
枝先の上に実っているなるべく赤いものが美味しいよと見本で採って食べてくれた山本さん
「うーん、美味しい!」と満面の笑みで子どものように微笑んでくださいました!
今が旬のサクランボ、ぜひ小さなお子様と一緒に行かれてみてはいかがでしょうか。
アジサイも満開!
遠足ということで、フィールドを変えて、南部町のちぇりりん村に移動しました。
受付前にはアジサイが満開、お花をどうしてもとりたい子どもたちでしたが、
そこは我慢してもらい、一輪だけ頭にさして季節を楽しみました。
山賊道場
山賊道場という古民家風の施設でお昼ご飯を作って食べます。
いつもとは違う雰囲気に大興奮の子どもたち、囲炉裏に一番興味深々でした。
大きな枝で遊び、ちょっとかくれんぼをして、まずはひと遊び。
お昼ご飯の準備をみんなで
本日のメニューは
・オープンサンド
・畑で採れたばかりのカリフラワーの冷製スープ
パン切りと野菜をいためは大人の担当、キュウリやツナコーンサラダは子どもたちに担当してもらいました。
料理の中で印象的だったのが、子ども同士で包丁の使い方をレクチャーしていたこと。
四歳が三歳に、猫の手で切ることを一生懸命教えていました。
教わる時よりも、教える時のほうが勉強になること多々あります。
子ども同士のそんな姿が見られる時は嬉しい気持ちになります。
お腹が空いたから
子どもたちお腹が空いたから、一足先に縁側でパンをかじっていました。
縁側って最近の家ではなかなかないですよね。
こんな自然の中の家に住んだら、どんなに豊かしらと思いました。
食後のお茶っ葉あるかな?
ヨモギもあったけれど、効能が高いといわれるクマザサをお茶にして飲んでみました!
意外とおいしく頂けて、自然の恵みに感謝。
熊笹茶とは、名前の通り熊笹を煎じて入れたお茶のことです。熊笹にはミネラルやビタミン類をはじめ多くの栄養が含まれているため、健康に気遣う人におすすめ。
しかもノンカフェインなので、カフェインの摂取を控えている人や妊娠中の人も安心して飲めます。
味はスッキリしていてあまり苦くなく、普通の緑茶やほうじ茶と同じ感覚で飲むことができるようです。
https://macaro-ni.jp/34159
少し疲れた子どもたちは、物の取り合いで何度かもめていました。しかも、どれも同じパターン。
四歳が何か持っている、三歳が欲しくて泣く、四歳が準備に使うことを条件に貸す、三歳が返さない、四歳がなく・・・・
でも、慰めあったり、話合ったりする姿勢はあるのです。
ここは、どういう風に見守ったらよいのかな。
少し観察しながら一緒に解決していきたいと思います。
大人にもたまには宿題。
来週は
来週は畑の収穫と、収穫物をメインに生パスタをみんなで作ってみたいと思います!
自然の中の遊びに予定はありません。
子どもたちと一緒にその時を楽しむ予定!
(おいらせもりのようちえん ブログ担当 まな)