2018.7.20 乗馬に挑戦してきました!!

 

挑戦する時は怖いけど確実に面白い

やっと本格的な夏がやってきました!

本日少し遠出して、八甲田に乗馬に出かけました!

ここは3歳から一人でも乗れる乗馬クラブ。乗馬の先生の手ほどきのもと子ども達は「怖い」と「楽しい」の間を行ったり来たり。

初めてに挑戦する時は怖いけど確実に面白い、はじめは誰でも素人、親も子もチャレンジしてきました!

青空のもと乗馬クラブの会長さんにご挨拶。馬に乗る前に木馬でほんの少し練習しました。

 

大人も乗れる木馬にまたがり、出来る子は少し腰を浮かして、膝で木馬の胴体を挟んでパカパカと走るイメージを作ります。

ポイントはお馬さんの真上に身体をまっすぐにすること。

手綱を引くイメージも教えていただきました。

まっすぐ進む時は左右の手綱を平等に、曲がりたい時はそちら側をひっぱってお馬さんに合図。

馬は手綱をみて、こっちに行くんだなと判断するそうです。

会長さんの手にぐーっと掴まるような握力も一人で乗るには必要です。

ここまでは初めての公園に来たかのように皆一様に明るい表情で「楽しみ」だけを心に持っていました。

しかし、いざ乗馬する場所へと移動すると表情は一変しました。

どちらかというと「怖い」に気持ちが偏った表情の子どもたちがいました。

大きな身体、強靭な脚、優しい顔だけれど初めてだとちょっと怖い馬・・・

「怖いー」「ママ抱っこ」「あっちにいくー」

「怖い」が連鎖して、みんな一様に甘えん坊になってしまいました。

母強し

だから、まずはお母さん達からチャレンジです!

お母さんたち頑張りました。

高いところが苦手というお母さんも子どもに背中を見せるために頑張りました。

最初は、乗り降りと、馬を引いてもらいながら手綱を使って前後左右に動かす練習。

二回目は、少し腰を浮かせて走らせる練習。

三回目は、自分一人で手綱を引き走らせたり、止まったりする練習。

手綱をとる

柵の中で自分一人でコントロールができるようになったので、並んでみました!

そして、このまま場外の森へ出て掛馬をして帰ってきました。

途中馬たちは道草を本当に食っていて、手綱を引く手をかなり引っ張らないと動いてはくれませんでした。

会長は言います。

「乗馬はリーダーとしての社会性を学ぶ場でもあります。手綱をうまく緩めたり、締めたり、馬の様子をみながらリードすることは、

社会の中でリーダーとしてどう人に接するかと同じなのです。」

 

個人的には、もっとファンタジックに、暴れん坊将軍が海を駆けていくシーン、大河ドラマや韓流時代劇で主人公がカッコよく馬に乗るシーン。

 

こんなシーンと同じような場面に自分も少し登場できるなんて、夢のような時間でした。

子どもたちにとってもそうではないでしょうか?

 

挑戦する最初の入り口は、「あー楽しかった」でいいと会長も言います。

またやりたいと思うこと、継続は力なり。下手くそだっていいんです。

やれば上手くなる。好きこそものの上手なれ!

「出来る、出来ないではなく、やるかやらないか」

子ども達には、出来ないことは何もないと気づいてほしい。

挑戦する面白さはそこにもあると思います!

 

家庭の小さなリーダーでもあるお母さんたち立派な背中見せられたと思います!!

実は、お母さんたちより約2倍経験年数のある保育の先生も一回頑張りましたよ。

何歳からでも、いつからでも、思い立ったが吉日です。

 

怖いから楽しいへ変わる瞬間

子どもたちは、最初馬と触れ合うことから始めました。

まずは、近づいてみる。

次に、お尻を触ってみる、お顔をさわってみる。

最後に、餌をあげてみる。

緊張した面持ちで少しずつあゆみを進めていきました。

 

「怖い」けど、お馬さんに「乗りたい」「遊びたい」

「怖い」の割合が少し減ってきたところでチャレンジしました!

5歳のお姉ちゃんはなんとか一人で!3歳の男の子はお母さんと一緒に馬に乗ることに。

 

乗ってみたら、緊張はしているけれど、「楽しい」気持が増えてきたようです。

下馬したら、また乗りたいと言い出したので、少し休憩をして二回目もチャレンジしました。

 

子どもたちは何でも出来る可能性を秘めているので少し羨ましく思います。

今から乗馬を始めたら、お母さんの年になった時はどんな人になっているでしょう。

もちろん乗馬でなくてもいいのです、書道だって、料理だって、武道だって、スポーツだって、

なんだってやれて、なんにでもなれる可能性がある。

10年後、20年後の未来を決める子ども達には、出来るだけ沢山の可能性の種をまいてあげたいと思います。

今日はひとつ種をまけたかな。

見取り稽古

0歳の男の子、2歳と3歳の女の子は少し遠くから観察していました。

見ているだけでもきっと大きな刺激をもらったのではないでしょうか?

武道の世界で大切にされている「見取り稽古」と一緒です。

やるのも大切だけど、見るのはもっと大切!

技は見て盗むとも言います。教えてもらうことよりも、自分で気づくことの方が大切だということでしょう。

二歳の女の子は、帰り際の最後の最後、自ら「馬に乗る」と言いました。

本当は挑戦してみたかったのです。

馬に半分乗るところまではいったのですが、今日はここまで。

三歳の女の子は餌をあげることができました。

帰ってから、今度は一人でお馬さんに乗ると宣言したそうです。

お母さんと一緒ではなく一人で乗ると決めたようで、楽しみです!

彼女たちも一歩進んでよく頑張りました。

みんな大好き

よく頑張ったお馬さんに最後はお礼に草をあげた子ども達。

最初は怖くてあげられなかったのですが、もうお馬さんたちのことが大好きになりました。

そして、乗馬の先生である会長さんのことも大好きになりました。

終わった後も楽しかった!

終わった後は、みんなでお昼ご飯!

今日もよく「みんなで笑いました」

本日のランチは、アキさんが早朝から仕込んできてくれたイカめしと鶏大根、マナミさんが作ってきてくれた野菜のピクルス。

お茶は乗馬のアシスタントをしてくださった三上さんお手製の生ヨモギのお茶。

みんなで汗を流した後に食べるお昼ご飯ってなんて美味しいんでしょうね!

 

食後は広場にある面白いもので子どもたちはせっせと遊んでいました。

クライミングに、木でできた面白いオブジェたち、手作りのソーラー乾燥機、巻き割り機!

初めて見る景色

一番楽しかったと二歳の女の子が教えてくれたのは双眼鏡。

みんなで交代で覗いて、誰かが遠くに行ってそれを見たり、自分たちが遠くにいってお母さん達を見ていたり、耕運機を見ていたり。

今日は馬に乗ってみる景色、双眼鏡から見る景色、お母さんが頑張る姿、いろんなものを見て子どもたちは楽しかったようです。

 

もう遊ばずにはいられないものばかりです。後ろ髪をひかれながらみんな牧場を後にしました。

本当に素敵な一日、ありがとうございました。

帰り道もものすごく楽しかった!!

牧場を後に車からの景色を眺めていると、奥入瀬渓谷からの水がトクトクと川に流れてとても気持ちよさそうでした。

ここまで来たら奥入瀬渓谷を見て帰りたいねと話していると

「川にはいろう!」

五歳のお姉ちゃんが言いだして、全員一致で火照った身体を癒しに清流にはいりました。

ちょっとのはずが、楽しすぎてそこから一時間半川遊びを楽しみました。

 

だんだんに子どもたちは服を脱ぎだして、みんな川でお洗濯を始めました。棒きれをもって魚や船にみたてたり、土をほって川を増設していたり、本当に楽しい時間でした。

お母さん達もゆったりとした素敵な時間、コーヒーを入れて川の水で冷やしてアイスコーヒーを頂きました。コップがなくて、鍋からみんなで飲んだのも良い思い出。

夏の日の思い出に皆で一枚!

子どもたちが全員揃うまでなかなかシャッターが切れなかったけれど、写真をみるとその時の気持ちや思い出が流れてくるから不思議ですよね。

子どもたちには沢山の幸せな記憶を残してあげたい。記憶には残らなくても、写真でこんなことがあったよと思い出を語ってあげたい。

今日はそんな瞬間をたくさん切り取れたような気がします。

次回は一緒にいかがですか?

 

平日もりのようちえんは、8月3日、10日、22日開催予定です! 予約はHPからお願いします。

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(おいらせもりのようちえん ブログ担当 まな)